大丈夫であるように-Cocco終らない旅-

@札幌シアターキノ

始まって10分ぐらいから、しばらく泣き続けてしまった。
いくら世界を変えたいと思っても、一人じゃ何もできなくて、自分が無力であることを思い知らされる。
10代のころは、当たり前のように「早く死んでしまいたい」と思っていたのも、Coccoと同じでした。
だけど、今は生きることに執着しているし、どこまで生きれるか限界に挑戦してみよう!とまで思っています。
老いていくことは、悲しいことなんかじゃない。
毎日、毎日、積み重ねの人生が、無意味なわけがない。
悩んだり苦しんだり、辛いこともたくさんあるけど、楽しいこともあるから、生きていける。
たしかに、全ての人が「このままじゃダメだ」と思わないと、世界は変わらないだろう。
でも、愛する誰かに辛い思いをして欲しくはないから、美しい部分を探し求めて、笑っていて欲しい、笑っていたいと願う。
Coccoは、自分には何もできないと言うけれど、何かを伝えたいと思って、それを歌にすることはとてもすごいことだ。
何かを生み出すことには、必ず弊害があるから、私は傷付くのが怖くて地味に、目立たないように生きていたいと思っている。
それは、単純に弱さでしかないと思うんだ。
目を逸らしていれば、いつの間にか見えなくなって、世界は平和だと勘違いすることだってできるんだからね。
そこを直視して、正面から向き合っている貴方は、すごいんだよ。
そのことに気付いて欲しいし、そんなに自分を追い詰めないで欲しい。
とりあえず、ごはんを食べてくれー!!
ジュゴンの見える丘」が大好きです。
ジュゴンが勝訴してくれてよかった。
今後世界がどうなっていくかはわからないけれど、大丈夫であるように、願っています。
Coccoがたくさん私の気持ちを代弁してくれた。
ありがとう、ありがとう。
★★★★☆