潔く柔く

潔く柔く 4 (マーガレットコミックス)

潔く柔く 4 (マーガレットコミックス)

発売されてすぐ買ったんだけど、2ヶ月ほど放置してました。
なんでかというと、もったいなくて読めなかったんです。
そして今日風邪を引いて寝込んでいるという滅多にない状況の中で、ふと読みたくなった。
思い始めると止まらなくて、結局読んでしまいました。
も、すっげーやばいです。泣きまくりました。
私もキヨみたいなタイプにすごい惹かれるけど、きっと菊池くんに告白されていたら妥協してそっちと付き合っていただろうなぁ。
もう、すごい素敵だよね。一恵ちゃんみたいな女の子になりたいよ。
だけどなっちも悪い子ではないんだろうなぁ。すごく自分に正直だし。
エリナもめちゃめちゃ友達思いでいい子だよなぁ。
いくえみさんの漫画には、絶対的な悪役は出てこない。
それぞれに弱い部分がありながらも、最終的にはいい子たちばかりです。
だからこんなにも複雑な人間関係に、泣けてくるんだろうなぁ。
どうしてみんな幸せになれないの?って。
だけど現実もそんなもんだよね。
たとえば私に好きな人がいて、その相手に彼女がいたとしたら、私はきっとその彼女をうらやましく思ったり、妬ましく思ったり、嫌ったりするだろう。
だけどその彼女が悪い子だっていうわけじゃない。
そうなったときに、彼女を妬ましく思ってしまう自分が嫌になって、だけど好きな気持ちは変わらないし、もやもやしてしまうんだよな・・・。
ほんと、恋愛って難しいね。何はともあれハッピーになってよかった!
この続きは一恵ちゃんサイドの話ではなくなるのかな?
単行本派なので、まだかなり先は長そうですが気長に新刊を待とうと思います。楽しみだー。