青空チェリー

青空チェリー (新潮文庫)

青空チェリー (新潮文庫)

やっぱり一番最初に収録されていた「ハニィ、空が灼けているよ。」がおもしろかったです。
なかなか衝撃的でした。
あの話に説明というか、感想を書くのは難しいなぁ。
とりあえず読んでみて欲しいですね。
もっと戦争について日本人は真剣に考えなきゃいけないよね。
平和ボケしてるよなぁーってすごい思った。
「青空チェリー」はエロいね。びっくりですよ(笑)。
普段本は帰りの地下鉄の中でしか読まないので、地下鉄で官能小説を読んでる気分だったわ(笑)。
なんか読んでて恥ずかしくなりましたよ。
「誓いじゃないけど僕は思った」については、私は友達の憲みたいな存在かもしれないなぁ。
というか、そうなれたらいいなぁという感じでした。
あそこまで強烈に病的に人を想うということは、どうなんだろう。
ちょっと怖いよね。ましてや想われるほうはそのことを知らないわけで。
なんだろう。時と共に移り行かない想いなんてあるんでしょうか。
どうして彼女じゃなきゃ駄目なんだろう。
その辺りをきちんと説明していないところがまた病的で、読んでて怖くなった。