角田光代さん

最近角田光代さんにハマってるかもしれません。
今日も「だれかのいとしいひと」という本を買いました。
仕事中に169ページも読んでしまった。もう終わるっちゅーねん。
なんか角田さんの文章って読んでるといつまでも止まらないんですよね。
あと1ページ、あと1ページって思ってるうちに読み終わってしまうというか。
ものすごくまっすぐわかりやすく上手に言葉を使うと思う。
角田さんの本を読んでいたら、久しぶりに小説を書きたくなりました。
あと、しみじみ思ったこと。なんで小説に出てくるような言葉をしゃべる人がいないんだろう。
あの不思議だけど綺麗な言葉遣いを実際にしている人を私は見たことがない。
作り話だからできる口調なんだろうか。現実にいたらただの気が触れた人?
だけど、あんな風に言葉を話す人に出会ってみたい。
その人の思考回路はきっとどこまでも未知の世界で、
その人と会話をしている限り「あ、次こう言うだろうな」と予測できることは一度だってないだろう。
そんな経験をしてみたい。一瞬にして違う世界へスリップ。
そういうファンタジーな体験って結構好きだったりするよ。