ある日記を読んでいて、自分の感情に凹みました。
恋する乙女心。そういうのがうまく伝わってくる日記でした。
私はそんな文章を読んでただ…寒気さえ覚えた。
立場を自分に置き換えたとき「ありえない」って思ったんだ。
私が必要以上に恋愛話を避けるのは、自信がないから。
そして未だにわからない…性同一性障害の疑い。
女として扱われるのがすごく嫌い。
かわいい格好をするのも好きじゃない。
陰口も恋バナもカラオケも遊びも好きじゃない。
私は一体何がしたくて生きてるんだろう。
友達はよく言う。「彼氏が欲しい」。
そして私は答える。「別にいいや」。
「でも焦らないとやばいよ」。…なんで?
みんなはもうキスもしたことがあって、
初体験なんて当たり前のように済ませてて…。
それって悲しいことだと思う。
私ははっきり言って哀れとしか思えないよ。
そりゃもちろん本当に好きな人となら構わないと思う。
でもみんな…どれだけその人のことが好きだったの?
ほんとにこれから一生を共にしてもいいと思った?
今の時代、何でも軽く考える人が多いかもしれない。
だから私みたいになんでも重く考えすぎる人は
「まじめすぎるよ」って言われるのかもしれない。
それでも大事なことだから、簡単には考えたくない。
高校3年生にもなってこんなこと言うのも恥ずかしいんですが、
私は今まで生きてきて、何もしたことがありません。
何もしたことがないっていうのはもちろんキスとかね。
ほんとーに何もしていない。驚くほどに。
今でも私の周りで彼氏いない歴17年・18年って人はいる。
でもそれは本当に少数で、みんなが焦る気持ちもすごくわかる。
私も正直言って焦る気持ちだって多少はあるよ。
だけど、それよりも自分を大切にしたいって思うから、
今まで何もしないで来たんだ。心を許せる人もいなかった。
中学校のときは「高校入ればなんとかなる」って軽く考えてた。
だけど、結局私は3年間女クラで今ではほとんど異性と言葉を交わすこともない。
こんな状況でこれから先、誰かに出会えるなんて思えない。
友達は言う。「ナンパか合コンしか出会いなんてないよ」。
否定できない自分にますます嫌気が刺す。
だって私は違うってことを証明することができない。
社内恋愛なんてきっとありないと思う。
学生ならまだしも、社会人は一体どこで出会いを見つけてるの?
ネットとかで知り合って付き合うのは、不安なんだ。
もしかしたらそっちの方がたくさん出会いがあって、
たくさん良い人が見つかる可能性が高いのかもしれない。
でもこんな自信のない私に、絶対遠距離なんて無理だから、
私は結局何もできずにここまで来てしまった。
片思いで悩んでいる人、彼氏のことで悩んでいる人、
はっきり言って私はそういう人すらうらやましいよ。
その人は真剣に悲しいのかもしれないけど、それ以上に悲しい自信ならある。
恋をしてるときは、私ももっと元気だった気がする。
私はなんか必要以上に異性を意識してしまう性格みたいで、
例えば誰かのことを少しかっこいいとか思うようになったら、
しばらくその人を見るたび胸がドキドキするようになる。
でもそれはきっと恋とは違うと思うんだ。
もしそれが恋なら、私の中の恋はあまりにも浅はかすぎる。
少し意識するようになってドキドキする鼓動と、
好きで好きで仕方ないドキドキはきっと違うよね?
だとしたら私は今まで恋なんてしたことはないと思う。
「好き」という感情。自分で消化するのは難しい。
私は自分に自信がなくて、その気持ちを全て否定してしまう。
もしかしたらあれは恋だったかもしれない、そんな感情はたくさん持った。
でも何もしないまま、今となっては彼のことを思い出すこともほとんどない。
ときどき思い出しては切なくなるけど、本当にそれはときどきのこと。
そんな感情を世間が恋と呼ぶのなら、私はそんな薄っぺらい付き合いなんて御免だと思う。
好きってなんだろう。なんで好きなんて言えるんだろう。
いつそんなことを自覚して、いつからその人のことばかり…。
私にはわからないし、友達に相談なんて絶対できない。
結局私は誰のことも信用なんてしてなくて、
例えば誰かが私のことをすごく真剣に考えてくれていたとしても、
私は絶対それに答えることができないと思う。
素直に自分の気持ちを表に出せなくて、何度涙を流しただろう。
1人の世界で、殻に閉じこもって生きてきた17年間。
何度この性格を直そうとして、でも直せなくて、悩んだだろう。
人と距離を取りすぎて、誰も信用できなくなってしまった。
…人と接するのが怖い。裏の顔を知ると、目が回る。


私は今まできっとまじめに恋愛の話なんてしたことなかったから、
これを機に全部話しておこうと思います。
私ははっきり言って小学校時代はとても活発で、
クラスの中でも目立つタイプだったし、何人かに告白されることもありました。
そのとき、私はすごく自分に自信があったし、毎日がすごく楽しかった。
だからきっと生き生きしている私を見て、好きって思ってくれたんだと思う。
もちろん小学生の考える「好き」はとても浅くて、
「好き」って言われて「私も」って答えた相手とだって何もしなかった。
2人だけで遊んだりもしなかったし、いつもと変わらなかった。
小学校のときは2人好きな男の子がいた。
2人ともすごくかっこよくて、目立つタイプの男の子だった。
その2人にもなぜか私は順位をつけていて、
好きな男の子の2番目だった子に告白された。
それが私が初めて告白された瞬間だったと思う。
幼稚園のときも告白まがいのことはあったけど、
あれはあまりにも幼稚で、純粋な告白だった。
「好き」という言葉を口に出されたのが、初めてだった。
そのとき私はものすごくうれしかった。
あんな感情…あれ以来味わっていない気がする。
好きな人から好きと言われる気持ち。もう一度味わってみたい。


それから小学校高学年のときもずっと気になる男子がいた。
その人もやっぱりクラスで一番目立つタイプで、
たしかあのときクラスの女子ほとんどがその人を好きだったはずだ。
あれはきっと恋ではなかったと思う。
修学旅行とかでもいろいろあったけど、
結局のところ子供のちょっとした興味程度だった。


そして中学生になって、1年生のときも何人か気になる人がいた。
その中で2年生のときも同じクラスになった人を「好きだな」って思うようになった。
その人とは3年間ずっと同じクラスになって、すごくうれしかった。
ずっと同じクラスだったから余計に、私の気持ちは大きくなっていった。
もし私がその人と違うクラスになっていたら、
私はきっと違う人を好きになっていたと思う。その程度だ。
1・2年のときは誰にも話さずに密かに好きで居続けた。
2度ほど隣の席になったことがあって、そのときは本当に嬉しかった。
その人はクラスで1番頭が良くて、おもしろくて、目立つ存在だった。
私は成績も中の下で、大人しくて、対照的な性格だったと思う。
私は中学のころから国語だけはずっと得意だった。
テストが終わって、返却されるときは必ずその人から点数が見えないようにしていた。
「こいつバカなんだ」って思われるのがすごく嫌で、対等に見て欲しかったから。
国語のテストだけは、点数を隠さないで見せるようにしていた。
あまり点数は変わらなかったけど、そのとき私はその人より3点ぐらい点数が高くて
すごく嬉しくて、なんだか同じ場所に立てた気がしてた。
そのとき彼が「ちょっと見せて」って言って、私の答案用紙を手に取った。
すごく…すごくすごく…嬉しかった。泣きそうだった。
彼にとっては本当に何気ない行動だったんだと思う。
「俺よりこいつの方が点数いいから、俺が間違ったところで
こいつが合ってるところがあったら回答確認しよう」
絶対に、本当に軽い行動だったんだと思う。
でも、私にとっては本当に本当に嬉しかった。
その人はあまりルックスは良くなくて、でも目立つ存在だった。
勉強・スポーツ・性格は本当に目立っていたから。
でも私はその人はモテないものだと思って2年間過ごしてきて、
3年生になったときにたくさんその人のことを好きな人がいることを知った。
きっと焦る必要なんてなかったんだと思う。
ただ私は自分のペースで静かに、好きで居続ければ良かったんだ。
なのに私は、自分の恋に最悪な終止符を打つ結果を自分自身で作った。
それが男の子が一番嫌がる告白の仕方。友達に頼むこと。
今ならせめてメールで告白してたと思う。
でもそのとき私も彼もケータイはもちろんピッチすら持ってなくて、
連絡を取る手段は家の電話か直接か手紙しかなかった。
手紙はまず無理だと思った。絶対友達と回し読みする気がした。
なんか彼の周りにはいつも友達がいて、そのとき手紙を見つけたら
「何これ、ラブレター?」とか言われてみんなで読むと思った。
だから電話か直接しかないという考えになって、
私はほんとに死ぬほど緊張しながら家に電話をした。
そしたらお母さんが出て彼は家にはいなかった。
一大決心をしてかけた電話だったのに、不完全燃焼…。
なんだかもうやる気をなくしてしまって、直接なんて言えないと思った。
そのころちょうど私の大嫌いだった友達が彼に告白して振られた。
今のうち告白しないと誰かが先にまた告白しちゃう!急がないと!!
私の気持ちは焦るばかりで、結局友達に頼んじゃったんだ。
今となっては後悔が残るばかり。告白するならちゃんとすればよかった。
あれが恋だったのかどうかは今でもわからないけれど、
たぶん私はあのとき今まで生きてきた中で一番まじめに恋をしたと思う。
でも私は中学のときいじめられたり、いじめられなくなったりの繰り返しだった。
はっきり言って中学ほど楽しくないところはないと思ったほどだ。
女子の陰険さが大嫌いで、男子と話してるときの方がよっぽど楽しかった。
だから余計に女子には嫌われるようになった。
そのうちクラス中が私の悪口を言うようになって、
私はほんとに肩身の狭い3年間を送ったと今更ながら思う。
それも今となってはときどきしか思い出さない感情となってしまったけれど。


そして私がその人に振られた直後、私にとって初めての「彼氏」ができる。
私と彼は席が隣だったから授業中に手紙で告白された。
でも私はそのとき振られたばっかりだったし、本当に悩んだ。
はっきり言ってその人を好きになれる自信はなかった。
だからいっちょまえに「待って」と言って返事を遅らせた。
理由は「席が隣だったら気まずくなるの嫌だから、席替えしたら返事する」。
今考えてみればただの言い訳だったに過ぎない。
そのときすぐにOKを出せるほど吹っ切れられてなかった。
でもそれから2週間ぐらい経って席替えをした日、
彼は学校を休んでいて、私は正直言ってホッとした。
何もないまま家に帰って、明日のことを考えていた。
そしたら電話がかかってきて「返事ちょうだい」って言われた。
しかもそれは彼本人じゃなくて、同じクラスの友達だった。
私はそれでもやっぱり彼と付き合うことに乗り気になれなくて、
その友達に「お試し期間が欲しい」と言った。
今考えたらなんてふざけたことを言ってるんだろうと思う。
そしたらその人は「お試し期間?そんなの要らないって。OKでしょ?」と
あまりにもしつこく言ってきて、私は渋々「うん」と答えてしまった。
そんな相手が私の初めての彼氏。恥ずかしくて仕方ない。
なんであんな人と付き合ったりしたんだろう…。
その日の電話でその友達から「明日遊ぼう」って言われた。
彼氏の家でなぜかトリプルデートだった(笑)。
彼氏はめちゃくちゃテンションが低くて、何もしゃべらなかった。
私も彼氏とは全然言葉を交わさないで、違う人とばっかり喋ってた。
そして突然、みんなでキスをしようっていう話になった。
そんな気には絶対になれなかった。私はむりやり帰った。
彼はわざわざ自転車を出して送ってくれた。
「後ろ乗って」って言われたけど、重たいと思われるのが嫌で断った。
家に着くだいぶ前に親にバレるのが怖くて「ここまででいいよ」って言った。
そして半強制的に彼氏を家に帰らせた。ほんとにひどいやつだ。
次の日から、学校に行ってもほとんど会話をすることもなくなって、
こんなことになるなら隣の席のうちに返事しとけば良かったと思った。
席が離れてしまったら、どこでどう会話を交わせばいいんだろう。
わからなかったから、何もしなかった(最悪)。
一緒に下校したことは、2回だけあった。
1回は彼氏の友達と3人で、2回目は2人だけで帰った。
ちょうど冬だったから、手を繋ぎたいと思った。
だけど彼氏は毎日闇チャリをしてたので(おい)、
下校のときも両手が塞がってて手を繋ぐこともできなかった。
元々好きだなんて思ってもいなかったけど、やっぱり付き合い始めると
その人のことを考えることが多くなって…。
私は彼にかなり恋に近い感情を覚えていた気がする。
だけど、私も彼もお互い何も話さなくなって、
私も親に彼のことを言えないのがつらくて、
「好き」って気持ちより「つらい」気持ちが大きくなってた。
「早く別れを告げよう」ってずっと考えてたけど、
なかなか切り出せないでいた。やり直せるならやり直したかった。
もう一度最初から全部…。失敗だらけな気がした。
そうやって悩んでるうちに、彼から手紙をもらった。
内容は「友達に戻ろう」だった。当たり前だと思った。
そのとき彼と私の友達がいろいろ私たちのことについて話してたみたいで、
私が彼と付き合い始めてから私はクラス中に悪口を言われるようになってた。
そのことを彼も知って、きっと私のことが嫌になったんだと思う。
彼のことも好きじゃないけど、友達を本気でうらんだ。
今では絶縁した関係だけど、つくづく最悪なやつだと思う。
本当に私の中学校生活は最悪だったよ。


そして、高校生になって彼氏ができた。
相手は同い年で遠距離恋愛だった。
これまた私は彼のことが好きではなかった。
このとき私はピークに焦ってて、誰でも良い!状態だった。
結局付き合うことになって、すぐに私から振った。
あまり内容は覚えていないけど、ひどいメールを送りつけた記憶がある。
「もう女なんて信じない」って返事が返ってきた。
今でもひどいことをしてしまったと深く悔やんでいる。
今もしまた連絡が取れる状態になったら、まず最初に謝りたいと思う。
あのときの私は、どうかしてたよ…。


それから、高校ではバイトもやってたし何人か気になる人はいた。
だけどそれを恋と認めるつもりもなかったし、
気持ちを打ち明けるなんてしようとも思わなかった。
そして周りには女子ばかりの生活。それが当たり前になってた。
今は恋をする相手なんてもちろんいなくて、
誰かが私に告白してくるなんてますますありえなくて、
未来に希望が見えないまま時を過ごしてる。
私は学生生活を何も楽しめないまま卒業していくんだ…。
せめて一度ぐらい、制服デートがしたかった!!(笑)
なんでももっと積極的にならないとダメだってことはわかった。
でもやっぱり自信がなくて、消極的になってしまう。
自信がなくて…どうしようもない。


今日はかなり恋愛について語ってみました。
私が今までしてきた恋愛なんてこんなもんです。
こんなちょっとの文章でまとまるほどの。
ってか今はもう恋愛どころじゃないんですけどね。
とりあえず内定早く決めたい!!
でもやっぱり…恋がしたい。
どっかに私を夢中にさせてくれる人、現れないかな。