八日目の蝉

八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉 (中公文庫)

また相当時間がかかってしまったけど、やっと読み終わりました。
こないだ映画を借りてきたんだけど、原作中途半端(とは言え恵理菜視点まではいっていたので、3/4ぐらいまでは読んでた)なまま映画観るの嫌だなぁ、と思い残り少しを読み切りました。
最終的には特に大きな山場もなく、小豆島の美しい風景が何もかも許してくれたような穏やかな結末でした。
終盤の千草の優しさに何度も泣いた。
彼女は神様なんじゃないかとさえ思った。
この本を読んで行き着いたひとつの答え。
女は強い。それに尽きる。
子供を育てる過程で感じるひとつひとつの喜び、幸せを私も味わいたい、なんてことを思ってしまった。
映画は恵理菜視点?らしいので、原作とはまた違った描き方もありそうで楽しみ!