悪人
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/11/06
- メディア: 文庫
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実は上巻読み終わったあと続きが気になりすぎて、私にしては珍しく相当ハイペースで下巻を読んだんです。
で、残り30ページぐらいになって「だってどうせあの結末でしょ?」と映画を思い出してしまった。
そしたら読む気がぐーんと失せてしまい・・・どうにか進めて残り10ページぐらいでずーっと止まってた。
映画でわからなかったブッキーの心情が少しはわかった気がした。
でもなんだかなー、やっぱり後味が悪い・・・。
本当に素晴らしい話だけど、映画で充分だねこれ。
精神的にきついです。
なんか映画の場面思い出しただけで泣けてくる・・・。
ブッキーがパンツ一丁で一旦外に出てお風呂に向かうシーンをすごく思い出す・・・。
この感情はどういう言葉で表現したらいいのかわからない。
あー、語彙が足りないことがもどかしい。
真実の愛なんて、どうやって生まれるんだろうね。
なんかいろいろもうわからん。