東南角部屋二階の女

日常を切り取った映画って、まったりしてて眠くなるー。
おじいちゃんと藤子さんの関係が分かって、アパートの大切さをみんなが感じるシーンをあんまりまじめに見てなくて、結局よくわからなかったし(おい)。
現状の自分に重ねて見ていると、会社を辞めたり、恋人との距離を感じたり、ってところが感情移入できたかなー。
特に加瀬くんが会社辞めることを彼女に相談してなくて、「一緒にいる意味ないじゃん」と彼女が責めるところは、わかるー!って感じだった。
自分も相談できないタイプなんだけど、相手には相談して欲しいと思うわがまま。
だけど、「一緒にいるだけだったけど、意味はあったよ」という言葉に少し救われた。
何か目に見えるものが欲しいわけじゃない。
ただ一緒にいるという事実だけで、意味があるんだな、って。
お互い解り合えなくても、解り合おうとすることが大事だって塩見三省も言ってたし。
塩見三省の娘が「かっこいいじゃん」って言ったのは、加瀬くんに対してだったのかな?(笑)
★★★☆☆