対岸の彼女

対岸の彼女 (文春文庫)

対岸の彼女 (文春文庫)

結局、何が言いたかったんだろうと思ってしまった。
あぁ、読解力のなさ切なす・・・。
私は解説の森絵都も好きなんだけれど、彼女の解説はなんてわかりやすいの!!
そういうことか、そういうことか、の連続でした。
いやー、解説も含めて、素晴らしいね。この話は。
人と出会うことはたしかに煩わしくて、鬱陶しくて、面倒くさいことだ。
でも、怖がって動かないより、動いてしまって後悔したほうが絶対にいい。
最近は視野を広げて自分から一歩踏み出すようにしているけど、私も元々は動けない人間なので、この話に勇気をもらった部分もあるのかもしれない。
出会わなければよかったと思う人もいるけれど、きっとそういう人は私の人生に多大な影響を及ぼしているんだろう。
それが例え悪い出会いでも、私をプラスに動かす力にはなっているかもしれない。
その人を反面教師に生きていけば、私にとってプラスになる、とか。
なので、きっと無駄な出会いなんてないと思う。
普段あまり意識しないことだけれど、やっぱり怖がらないで前に進もう。
改めてそう思える。
でもやっぱり傷付くのが怖くて、常に受け身な自分がここにいる。
そんな自分も、少しずつでいいから、変えていけるといいな。