LOVEHOTELS

LOVEHOTELS ラヴホテルズ [DVD]

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・スズコ
2人の男と同時に付き合っていて、タイプは正反対な男なのでどちらを選ぶこともできずに、クリスマスにラブホの部屋を行ったり来たりする話です。
これは、ありかなーと思います。
でもたぶん自分の中ではどっちかが「好き」でどっちかは「都合のいい男」なんじゃないかと思うけど・・・。
もし私の場合だったら、自分には無頓着そうに見えてクリスマスの夜に気まぐれに会ってくれた男のほうが「好き」で、プレゼントをいっぱい用意して健気に待っていてくれるような優しくて自分を大事にしてくれるような男は「都合のいい男」に該当してしまいます。
本当は優しい男のほうを「好き」と思えたら幸せになれるんだろうけどね・・・。
そして私だったらたぶん優しい男を傷付けて振ってしまうんだろうなぁ。
なんてことを考えながら見てました。心苦しい。


・サクラ
できることなら、あなたを食べてしまいたい。
奥さんのいる男を好きになってしまう結構ありがちな話です。
そしてその奥さんは主人公と関わりがあったみたいです。
はっきりどういう関係なのかはわかりませんでしたが。
で、奥さんにばれてしばらく会わないほうがいいね、という話になるんですが、どの程度待てばいいのか、苦しくて、「できることなら、あなたを食べてしまいたい。」となるわけです。
それほど相手のことが好きなんです。
静かに、だけど強く、深く。
これは自分の現状と重なりまくりで、一番共感できました。
全部自分のものにできたら、どれだけいいだろう。


・サチ
どんだけ自分勝手よ!(笑)
高校生のときからセフレの関係をいつまでも続けていた男の人が本当の恋をしてしまって、女の人は振られます。
でも近くにいた別の男の人が好きだと言ってくれて、2人はラブホに行きます。
お風呂に入っていると、セフレの彼から電話が。
男の人が電話に出て「彼女とラブホにいます」と伝えます。
それに対して「勝手にそんなことしないでよ!もう帰って!!」とヒステリーを起こす女(笑)。
挙句の果てに「俺、サチさんのこと本当に好きだったけど、もういいです」と振られる女(笑)。
私も相当自分勝手だと思いますが、これはないだろーと思った。
一番むかつくタイプの女だな。


・アイ
この話だけ監督の力の入れ方がまったく違う。
サエコあんまり好きじゃなかったけど、この役はめっちゃかわいかったです。
親がラブホを経営しているせいで、セックスに対する不信感が強く本当の恋をできない女の子の話です。
でも最終的に本当に好きな人を見つけてハッピーエンドとなります。
もう、どこまでもかわいい子です。
こんな子が近くにいたら絶対好きになるわー。
これだけかなりコメディタッチに描かれていて、なかなかおもしろかったです。


それにしても監督イケメンだな(笑)。
★★★☆☆