肩ごしの恋人

第6話・第7話
昔、こんなにももやもやいろんなことで悩んでいるのは、自分が子供だからだと思ってた。
でも、いくら年月が経っても、もやもや考えることに変わりはなくて、だんだん現実が見えてきて、ますます悲しくなってる自分がいる。
大人になんてなりたくなくて、でも周りが勝手に私を「もう大人なんだから」と言う。
私はまだまだ子供で、大人になんてなれそうもないのに。
じゃあ、いつになったら大人になれる?
それは、途方もないことのように思えてくる。
きっと、いつまで経ってもそうなんだろうなぁ。
そういう風に考えれるようになっただけ、大人になれたってことなんだろうか。
高岡早紀の生き方は、私には真似できないし、真似したいとも思わない。
だけど、イライラしつつも、尤もなことを言っていて、その言葉が痛いほど胸に突き刺さる。
あんなにも前向きで、積極的で、自分の気持ちに正直に生きられる人は、本当にうらやましい。
田辺誠一米倉涼子の問題が、一番今の自分に近くてつらいです・・・。
思ってることをはっきり言わないで、いい人ぶって、あやふやにごまかして、結局逃げてるだけ。
自分を守りたくて、人を傷付けるのも怖くて、結局何もできない、弱虫なだけ。
あぁ、本当にこのドラマにはいろいろ考えさせられる。
一体どうやって終わらせるつもりなんだろう・・・。
実際の人生には死ぬまで答えなんて見えないのに。
何が正解で、何が不正解かなんて、誰にもわからない。
もう考えすぎて頭痛くなってくるー。
みんな一生懸命生きてるだけなんだよね。
だけど思い通りになることなんて世の中にはほとんどなくて。
折り合いを付けて生きていくのって難しい。
でもきっとそれが大人になるってことなのかもしれないなぁ。
どっかで聞いた、誰かの言葉の受け売り。