Presents〜合い鍵〜

どんな話かまったく知らなかったけど、原作が角田光代だっていうんだからおもしろいはずだ、という理由で見ました。
それにしても広末涼子はつくづくショートカットが似合うんだね。
髪長いの初めて見たような気がするけど、見慣れないという理由だけじゃなくて似合ってなかったと思う。
なんだか玉鉄がかっこよく見えてびっくりした。
元々特に好きな俳優さんってわけでもないんだけど、なんか魅力的に見えたよ。
てか、あーいう別れ話のときって、すごい困るよなーって思い出しながら見てました。
引き留めるのもなんだか自分がみじめになるばかりだし、泣いても怒ってもかっこ悪い。
だからといって笑えるほど余裕もないし(第一笑ったら相手もこんな奴と別れてよかったと思われかねない)ほんと難しい。
普段から言葉ってものすごく重要だと思っているので、大事なことほど言えないけど、別れ話のときは特に言葉選んじゃうよなぁ。
私はめちゃくちゃ冷静に相手を非難してしまった気がする。
でもそれも違うと思う。難しいなぁ。
余計なことはつい口をついて出てしまうのに、肝心なことほど言えない。
「ありがとう」なんて簡単に言えるほど余裕ないもんなぁ。
だけど恋愛って大事なことだよね。人生も。
「ちょっと顔見たくて。ちょっと声聞きたくて」傍から見てると全身が痒くなるような言葉を発せられるぐらい素直になりたいもんだ。
合い鍵なんてもらったことないけど、私はこっちに全然その気がなくて相手に別れ話をされたらやっぱり開き直ってしまいそうだなぁ。
それが自分を守るための防御策なんだろうけど。
うーん、人生も恋愛もやっぱり難しいです。
★★★☆☆