風に舞う粉雪

改めて最近「崩壊アンプリファー」は名作だと気付く。
元々このアルバムが一番好きなんだけどね。

崩壊アンプリファー

崩壊アンプリファー

・遥か彼方―偽る事に慣れた君の世界を 塗り潰すのさ、白く…
羅針盤―嗚呼、君のその針は 未来、希望、目指している?
・粉雪―この僕では悲しみも癒せぬかい?
・青の歌―行方知れず走るけど 居場所さえ探す日々
・サンデイ―そして今日に至って無情を知る
・12―さよなら告げた、胸が痛むんだ


なんだか、とても閉鎖的な歌詞が多い気がする。
ゴッチの歌詞には、結局答えなんて全然なくて。
曲が始まるときも終わるときも、温度が全然変わってない。
例えば何か一つのテーマがあって歌詞を書いたとしても、
現実をただリスナーに突き付けるだけなんだよね。
「君はどうする?」「このあとどうなる?」という問い掛けだけが残る。
果てしなく切ないです。このアルバムは特にかな。
でもメロディーラインがとても優しいものが多くて
それが余計切ない。ちょっとロックっぽい曲調の最初の2曲は
やっぱり歌詞にも多少明るい部分が見えて終わってるんだけど、
残りの4曲はもう切ない部分しか描かれていないよ…。
あー、ゴッチ…色々考えすぎて頭が痛い(笑)。
と言いながら崩壊〜聴いて寝ます。
携帯から更新したとき泣いたと言っていた「リライト」は
「軋んだ想いを吐き出したいのは 存在の証明が他にないから」
「意味のない想像も 君を成す原動力」の部分で泣きました。
これはさ、日記書いてていつも思ってたことだったんですよ。
なんでこんな意味のないこと書き続けてるのかなぁ…とか
どうでもいいこと考えてるよなぁ…とか。
全部見透かされてるんじゃないかと思うぐらい、心情にリンクした。
だけど、それも全く無意味なわけじゃないって言われた気がして、
なんだか嬉しかった。というか、これでいいんだって思えた。
「リライト」が私にとって特別な曲になりそうです。
なんかすっかりアジカンモードだなー。フジファブ予習しないと!(笑)