なんだか、とっても大切な物を見失ってる気がする。
なんだろう?一体何を?
何かわからないけれど、すごく大切な物。
計り知れない大切な大切な何か。
きっとどこかに忘れてきてしまった。
だから、だからこんなにも私は醜く、汚れた。
時折感じては振り払ってきた、何度も感じたこの気持ち。
今度こそ逃げられない。立ち向かわなければならない。
でもわからない。一体何を見失ったのか。
何をすることもできない。
だから、私は今果てしなく暗い闇の中で只歌う。
歌うことしかできない。私にとって歌は救いだから。
歌ってる間は何も考えないでいられる。
流した涙すら、止めてしまえる。
泣き叫びたい夜も歌えば我慢できる。
我慢の限界を感じ始めてる。
私は、何かをしなければならない。
それは私が考えて、私が出すべき答え。
夢のように、ゆらゆら揺れてる。
受け止められない現実。


私は今、一体何をすべきなのかわからないでいる。
醜く汚れた、哀れな…歌う少女。








愛することを、忘れてしまった。