ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

2012.02.08@STVホール
2011年/アメリカ/129分
Extremely Loud & Incredibly Close


最初タイトルどうなのよ?と思ったんだけど、予告見たら興味が湧いて来て、少しだけ早く仕事上がらせてもらって、試写会行ってきました。
試写会のペースが落ちてるなー。
本当はもっと行きたいんだけど、なかなかシフトと折り合いが付かなかったり。


トム・ハンクスの息子役がトーマス・ホーンっていう子なんだけど、たまたまアメリカのクイズ番組に出てて優勝して、映画スタッフが目を付けたらしいです。
なので、演技も多分初めて?でもちろん映画出演も初めてらしい。
こんな大抜擢ってあるもんなんだね。
キャストこそトム・ハンクスサンドラ・ブロックに次いで3番目に載ってるけど、実質トーマス・ホーンの映画だよね。
台詞回しも上手だし、この子の持ってる繊細で危ういんだけど、しっかりと強い芯のある雰囲気が素晴らしかった。
ティーブン・ダルドリー監督作は多分初めて観たんだけど、まさかここまで泣かされるとは。
「いかにも」という展開には興醒めするんだけど、ハラハラドキドキするシーンもありつつ、お母さんの気持ちがわかるシーンではもう涙をこらえきれなかったです。
本当にたくさんの人の愛に溢れた映画。
私は世の中ひねくれた見方ばかりしてるし、感動物の映画もあまりわざとらしいのは好きじゃないんだけど、この映画はバランスがよかった。
最後には希望が持てるし、なんでも乗り越えられる、って気になれます。
明日からも希望を捨てずに生きて行こう。