なぜあのときあんな奴に愚痴ったのか、
愚痴ろうとしたのか、
きっと相当限界まで来てたんだと思う。
だけど簡単に裏切られて
互いを傷付け合って、縁を切った。
そのときの思いを日記に書けないほど私は傷付いた。
私たちがもう少し大人だったら、理解し合えたのかな。
例え違う形でも同じ結果を招いていたかな。
何度も彼女と仲直りする夢を見ては、
現実が間違いなんじゃないかと悩んだ。
彼女は本当に最低な奴だったけど、
それでも嫌な思い出ばかりじゃなかったんだよ。
楽しいことも沢山あったから、忘れられずにいる。
きっともうこんな風に悩んでくれてはいないんだろうな。
一方的に考え続けてる私は、過去を引きずってばかり。
最低な思い出を消し去りたくて、
仲直りする日を夢に見ては、虚しくなる。
もっときちんと話し合えばよかったね。
そしたらきっとどんな答えが出ても
受け止めることができたのに。


痛い思い出は、決して消せない。