南条さんの日記を読んでいて、鬱もいいな、なんて思ってみた。
昨夜は本当に少し鬱になりかけて、何だか悲しい気分のまま
ほぼ日課になってきた「jupiter」リピートで就寝。
ヒロを愛しいと思う気持ちも不思議と込み上げなかった。
寝ることがどうでもよくなった割には結局1時半頃眠りに就いて、気持ち良く寝れた。
朝は少しつらかったけど、それでも本当に学校に行きたくなかったときよりは数倍ましだった。
そしていつもと同じ朝が始まる。完璧な躁状態だ。
そういえば本当に鬱になったときの気分をリアルに思い出せない私がいる。
私もこの1年間で随分健康になったもんだ、と少し寂しさの混ざった嬉しさを感じる。
今考えると、私は鬱状態に入っている自分を嫌いではなかった。
むしろ病的でちょっとかっこいいじゃん、なんて思うこともあった。
だからいつも明るくいられる自分を嬉しく思う気持ちと、
余りに健康な私を嫌う気持ちが複雑に入り混じるのだ。
少しだけ明確な目標を見つけて、今やっとスタートラインに立てたからだろうか。
何だか今は安堵の気持ちしか持てない。
きっとまた放っておいても何かに挫けそうなとき、私は鬱になるだろう。
そんなときはこの文章を読んで、きっと羨ましい気持ちになるんだ。
矛盾の答えを見つけて少し狼狽える私は、自信満々に見えて、実は弱い。
そんな私をいつか見つけてくれる人に出会いたい。
ささやかなる希望を忘れず、いつかのその日のために。
私は生きる。答えなど見えない迷路をひたすら彷徨い続けて。
何が見えるんだろう。希望ばかりが溢れる。


4月バカ。